FRPのメリットとデメリット

RPのメリットは、金属並みの強度を持ちながら軽量であることです。
軽量かつ強度が必要なレーシングカーやスポーツカーのパーツに使われています。
また、腐りにくいこともメリットの一つです。
プラスチックやガラスは腐りにくい素材であるため、耐用年数が長く、錆びることはありません。
そのため、公園やユニットバスなど長期間使用するものに使われます。
FRPの表面は滑らかであるため、汚れを弾くことができ、汚れが付着した場合も落としやすいとされています。
公園の遊具や立体看板など汚れやすい場所におかれているものを制作する際にも適しています。

デメリットは大量生産に不向きだという点です。
FRPは手作業が多いため、大量生産することが困難であり、制作者によって仕上がりが左右されます。
環境に優しくないという点もデメリットとして挙げられます。
プラスチックと繊維でできている素材であるため、素材を分離して処分することができないからです。
補修しやすいというメリットはありますが、FRPそのものを修理することが難しいこともデメリットの一つです。
加工に手間がかかり、簡単にやり直すことのできない素材であるため、最初から作り直すことになります。

このようにFRPには様々な特徴があります。
あらゆる素材にはメリットとともにデメリットがあり、それは用途によって大きく変動します。
何をどのように使いたいか、用途を元に素材を選んでみてはいかがでしょうか。

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