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本物と見間違えるような死体の特殊造形の特徴とは?
特殊造形や特殊メイクに注目が集まっていますが、特殊造形というとイベントの際に行う、かわいらしい特殊メイクや何らかのイベントの際に作る特殊造形を思い浮かべる人が多いはずです。
しかし、本物と見間違えるようなクオリティの死体の特殊造形が求められることが増えてきました。
例えば、今までは人力に頼っていたお化け屋敷の運営に死体の特殊造形を多数使うことも増え、その結果人件費を抑える形でレベルの高いお化け屋敷作りが可能になりました。
それ以外にも映画やドラマに出てくる死体を、俳優ではなく特殊造形にするケースもあります。
刑事ドラマやサスペンス、医療ドラマや映画であれば、ケースによっては、かなり本物の死体に近づけることもあるほどです。
リアルすぎるものを作ると怖さを伴いますが、そもそも死体の特殊造形にはリアルさが求められているので、とことんこだわることが重要でしょう。
生きている人間とは、当然皮膚の色も若干異なるので、そういった細かいところまで意識して作り上げることがポイントです。
劇中に出てくる死体といっても、様々な状況のものがあり、自然と亡くなったもの、事故に遭ったもの、殺されたもの、などがあります。
どのような状況の死体なのかを考えながら、特殊造形を作ることが大事です。
亡くなってすぐのもの、数日、数ヶ月経ったもの、雪の中、水の中、火事など、その時の状況についてもしっかり考慮することで、本物と見間違えるような死体の特殊造形に近づけるでしょう。
例えば自然に亡くなったにもかかわらず刺し傷などがあると変ですし、殺されたにもかかわらず体に傷や争った跡がなければ不自然です。
通常、特殊造形を作成する際には、参考になるデータを見ながら行うものですが、死体となると、そうはいかないかもしれません。
ですから、簡単に作ることはできないかもしれませんが、どういった状況による死体なのかを考慮することができれば、思っている以上のクオリティを発揮させられるでしょう。
単純な見た目だけではなくて、質感やシワ、髪の毛の乱れ具合いなどにも注意したいです。
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